ムーンプランナーがすきです。
私のメイン手帳である、バレットジャーナルと並んで、なくてはならない存在になっているのが❝ムーンプランナー❞
どんなフォーマットか、どんな手帳か、ご存知ですか?
「やりたいことがついつい後回しになっているな…」という方や、「気になっているけどもう使っている手帳があるし…」という方へ、2冊目としてもとてもオススメな手帳です。
ムーンプランナーは、予定を入れる場所をアドバイスしてくれる手帳であり、新しい時間のとらえ方を教えてくれる手帳です。
メインで使っている手帳の補助だったり、違う視点で確認する…という使い方を私はしています。
よく分からなくて…と足踏みしている方や、スピリチュアル系はちょっと…と思っている方にも、ぜひ読んでいただきたいです。
(私もはじめは、ちょっと怪しいのかな~…と、どきどきしていました;)
ムーンプランナーをお持ちだったり、具体的な使い方が気になっている!という方は、
「私のムーンプランナーの使い方 満月編」を見て下さい^^/
また、記事数が増えてきたので、ムーンプランナーに関するものをまとめました!
それがこちら ☞ 「ムーンプランナーについての記事まとめ」 現在5記事あります^^
ムーンプランナーの中身
まず、どんな形の手帳なのか、簡単にご紹介します。
サイズはB6版(18.2×12.8)で、約60g。
データ版の販売もありますので、好きなサイズに印刷も可能。
紙はクリームキンマリを使われています。
真っ白より優しい感じがして、万年筆でも書きやすい、すごくいい紙です。(すき)
1冊に入っているのは半年分。(春夏と秋冬に分かれています)
見開き1ページは2週間(約半月)。
半年分がぱっと見渡せる年間(半年ですが)ページもあります。
月の満ち欠けの簡単な説明と、使い方のヒント。
やりたいことや実際にやったことを書くページもあります。
毎日のページ
これが見開き1ページ。
厳密に言うと、きっちり2週間じゃないページもあります。
(大体14~16日の間です。月の軌道が楕円なので、均等ではないんですね。)
なぜ2週間かというと、新月から満月、満月から新月が1つのサイクルとなっているからです。
大きい枠になっているのが、新月と満月。
半月も、少し大きめの枠になっています。(日数の多い月は小さいまま)
毎日の欄の右下に、その日の月のイラスト。
土日は薄っすらと2重線にしてあります。
期間もですが、ページのはじまりも、月曜日でも1日でもありません。
「月曜はじまり」「1日や10日、15日がキリがいい」
といった、固定観念から自然に離れられる、というのもすごくいいところです。
「1週間では短すぎるけど、1ヶ月は長すぎる。」という製作者さんの言葉、確かにな~とぼんやり思っていただけでしたが、使ってみると、この「約2週間」というのが、計画を立てるのにすごくいいです。
ページの下には、そのページの期間に意識するといいことが書いてあります。
一言なんですが、じゃあこれをやろうかな?とスケジュールのきっかけになることも多いです。
半年のページ
半年のページはこんな感じです。
これが1冊に入っている全期間。
月日と曜日、土曜日は青色、日祝日は赤色。
真ん中がうっすら白いのも、ムーンプランナーの仕様です。
新月→満月が、黒から白へのグラデーションになっています。
新月のマーク○
満月のマーク●
日本の祝日
と最低限のことだけ書いてあります。
占星術(いわゆる星占いですね)的に、ちょっと気に留めては、とよく言われる、「水星の逆行期間」が薄く印刷されています。
(表示の有無が選べると書いておりましたが、ご指摘いただいて直しました。
表記の有無が選べるのはボイドタイムです…!失礼いたしました。 5/28 )
その他のページ
月に関する話が見開き1ページ。
昔理科で習ったような、月の動きのおさらいです。
使い方のヒントが見開き1ページ。
ダイエット、美容や健康、家事、ビジネスの4つにわけて、それぞれ「新月→満月」「満月→新月」期間は何をするのが向いているか。
という話が書いてあります。
やりたいことリストとウィッシュリスト
それぞれ見開き1ページ。
ムーンプランナーの特徴は、やりたいことのページには、実際にやったことは?という振り返りがあり、ウィッシュリストには、ほしいものと、手放したいもの、2つの欄があること。
メモページもあります。
巻末に見開きで2ページ。ドット方眼です。
12星座のテーマとキーワードが書かれたページも。
1星座につき5,6ワード。
ムーンプランナーさんのHPがとても詳しく簡潔なので、こちらもぜひ見てみて下さい。
ムーンプランナーを使って感動したこと
製作者さんのサポートがすごい
HPやムーンプランナーの中のページ、twitter、FB。
すべてが理論的で分かりやすく、とても優しい。
ムーンプランナーに出会えてよかったと思うのと同じくらい、この人の考え方にふれられてよかったな…!と思っています。
もう1つ、漠然とやりたいなと思うだけで流れていっていた沢山の予定たち。
これが、毎日の中に落とし込めるようになりました。
新しく、2018年秋に発売された「満ち欠けスケジューリング術」がとてもよかったです!
なぜこの手帳自分に合わなかったんだろう? なぜこんなにしっかりスケジュールをたてたのに、思うとおりに動けなかったんだろう?
そんな手帳にまつわる引っかかりを、丁寧に解きほぐしてくれる本でした…!
私の感想 ☞ 手帳を愛するあなたへ|満ち欠けスケジューリング術の感想
やりたいことを素直に「やりたい」と言うために
製作者さんのサポートというのが、新月や満月、半月のアラート、というよくある時報的なものだけじゃないんです。
折に触れ、様々な話を書いてくださっているのですが、厚くて熱いな というのが率直な感想。
書きだすとキリがないので、私が一番、心に残っている話を。
ウィッシュリストを書いたり、新月の願いごとを書いたり、もっと日常的に、「〇〇になったらいいな」「〇〇したいな」とふと思う時。
人は、何かを願う時、自動的に「取引」をしてしまっている。という話。
我慢したら、手に入る。
真面目にやれば、褒めてもらえて、いい評価がもらえる。そういった、精神的な取引を、反射的にやってしまっているケースがとてもたくさんあります。
取引にはいろんな種類があります。
我慢する、苦しい気持ちを味わう、イライラする、というマイナスの感情になることを取引の材料にしている人は、けっこういます。
または、罰を受ける。
自分で「これができなかった、なんてダメなんだ」と自己卑下に走るのは、罰を受ける事で何かを手に入れようとしている取引の形でもあります。取引のルールは「こんなにこんなに苦しんで頑張ったんだから、ご褒美として夢をかなえて!」
今このブログを読んでくださっているあなたはどうですか?
私は、 あ…やっている… と、結構ショックでした。
こうなったらいいな~と楽観的に考えてみようと思っている時ほど、「いやいや、そんな上手くいくわけないやん」と、心のどこかで、私が、ダメ出しをしていたような、そんな気がしました。
そういう反射的な気持ちに、どう対応すればいいのか。どうやって、取引しないように考えるのか。
その辺りまで、きっちり書いてくださっているんです。
やりたいことリスト とか、書いてみたことある人も多いと思うんです。
私も、書きます。
よりよい自分になりたいとか、明日はもっと楽しいといいなとか、思うから。
それがただ、(叶うはずのない、と心のどこかで思っている)夢の羅列なのか、本当にやりたいことを、忘れないためにメモしてあるリストなのか。
どうせなら、後者を書いて、それを毎日の中で少しずつ達成していきたい。
そういう訓練まで、つけてくださる、という印象です。
(教えて下さるんですよ、懇切丁寧に!そしてやるのは自分!)
ムーンプランナーさんのブログより。特におすすめの記事です☟
「役に立たない取引の話」
「願い事鬼教官」
いつやってもいい予定をどうするか
とてもよかったのが、これです。
❝いつやってもいい予定❞❝締切のない予定❞の達成。
達成するためには、いつやるか、を決めてやればよかった。
という話なんですが、決めるの、難しくないですか??
月の満ち欠けリズムを使う
いつやってもいい予定、それが1ヵ月の間のどこかに、「向いている」タイミングがあるとしたら?
じゃあそこでやるようにしよう。と思います。
月の満ち欠けリズムには、〇〇するのにおすすめ、という流れがあります。
なのでそれにのせてやる。
おまじないなんかが好きな方だと、それだけで上手くいく気がしてくると思うんですが、この「上手くいく気」というのが、達成の手助けになってくれる。
基本的に、新月→満月は「増やす」ことに向き
満月→新月は「減らす」ことに向くとされています。
納戸の整理をしないとな…というのを、次の満月→新月の間にすると決める。
新しいイベントの告知を、新月→満月の間にしようと決める。
最近ですと私は、このブログのオープンを、次の新月にするか、と決めて、実際そうしました。
実際そのタイミングでやったことでどうなるか…という比較はしにくい話なんですが、ズルズルとやれていなかったことを、予定に組み込んで、実際にやれる。
これは本当にいいです。すごく決めやすいんです。
2週間というゆとり
予定に組み込んで、いざ近づいて来たら忙しい。やってられない!ということもあるかと思います。
・満月
・半月
・新月
と、チェックポイントが散りばめられているというのも、月を意識する1つのメリット。
おおまかに決めておいた予定を、2週間のはじめに当てはめ、無理ならそのタイミングで日を変える。
半月の日に、予定に無理がないか、改めて確認する。
1ヵ月ほど先が読めないということがなく、1週間ほどぎりぎりかつかつでもありません。
また、普通の1ヵ月のカレンダーと違う形というのが、1つの物事を違う視点で捉えることにもなります。
1週間に拘らなくていい、別に曜日を意識して決める必要もない、という感覚は、不思議な身軽さを感じさせてくれます。
購入は、ムーンプランナーさんのオンラインショップからどうぞ!
置いている文具店・書店もありますが、数は少ないみたいです。
☞ http://moonplanner.jp/onlineshop/product001/
最後に
沢山書いてしまいましたが、使ってみないとよさが分からない手帳だと思います。
言葉を書けば書くほど、なんかちょっと違う…という気持ちになってしまっています。
漠然と良い という感じなんですよね…。
気になってはいるんだけど…という方は、ムーンプランナーさんのTwitterやブログをぜひ一度読んでみて下さい。
読み物としてとっても面白いですし、ちょっと神秘的な感じのする「月の満ち欠けを使った手帳」というイメージが、理論的…現実的…鬼教官ってなに…!?と変化していくと思います。
時々、お試しのネットプリントを配信してらっしゃることもあります。
改めて、
・気になっているけど他に使っている手帳があるし…
という方に特におすすめします。
スケジューリング用のサブとして、とても有効です。
予定専用のアドバイザーみたいなイメージ。
なにより、知っているのに使っていない、というのが、とても勿体なく感じるというのが一番の本音です…!
本当は、実際に自分がどう使っているかを書く予定だったのですが…、、書き始めてみると、私はムーンプランナーさんの考え方にすごく助けられているんだな…と新たな発見でした。、
(満ち欠けスケジューリング術、めちゃくちゃいい本だったのでみんなに読んでほしい…!!)
私の実際の使い方に関しては、こちらの記事をどうぞ☟
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