万年筆が気になっているけど、はじめはどれから使うのがいいんだろう…?
たくさん種類がありすぎてよく分からないよ…!
使ってみたい!と思って調べてはみたものの、
選択肢の多さに困ってしまったことはありませんか?
万年筆って、メーカーも商品もすごーーく沢山あるので、迷うし、選ぶのが難しいですよね。
1つ1つに違った特徴があるので、用途によって選び方も全然変わってしまう!
というのが、大きな理由の1つです。
この記事では、
・初めてだからあまり高くない方がいい!
という方に、オススメの万年筆とインクをご紹介します^^/
コンバーター式のおすすめ万年筆
色の豊富な、ボトルインクが使える万年筆を選びました。
コンバーターが使えること=コンバーター式の万年筆、といいます。
お値段は、1,000円台に限定。かつ、書き心地がいい!と思ったものばかりです!
私は手帳などに文字を書くことが多いので、細字のものが多いです。
上から太い順に、カクノF→ハイエースネオ→カクノEFです。
1.PILOT kakuno(カクノ)
11種類 1,080円
ペン先の種類 EF F M
コンバーター 432円(CON40&)
最もオススメです…!!
これが1,000円で買えてしまうということが私は信じられないです。
FとMは、紙との摩擦が全然なくて、滑るような使い心地。
このなめらかな書き心地を、ぜひ店頭の試し書きで確かめてほしいです(*´v`)
なんと言っても、細字が本当に細い!
手帳に使えてしまう…!という驚きから、
MとFを試しで買ったのち、Fばかり3本ほど買い足しました。
EFはかなり細く、はじめは極細ペンでたまにある掠れがでると思います。
カリカリとした書き心地です。
11種類というのは、
軸がグレー、白、クリアの3色あり、
グレー軸はキャップの色が6種類、白軸は4種類あるからです。
白とクリアがEFとFとMの3種類です
そういえば、ロフト限定で更にカラフルなものも4種類発売されていました!
そろそろ無くなってきているかも知れませんが、まだあるところにはあります。
PILOTのカクノは、ペンとコンバーターを合わせて、1,512円!
2.セーラー ハイエースネオ
5種類 1,080円
ペン先の種類 細字のみ
コンバーター 540円
カクノよりスリムです。
こちらも書きやすい…!!
しゃりしゃりとした書き心地で、引っかかりは全くないのに、書いている感が強いです。
文字を書くのが気持ちいいなと感じます。
ハイエースネオ クリアもあり、そちらは軸がシルバーとブラック。
ハイエースネオは、軸がブラックとレッドとブルーです。
セーラーのコンバーター
万年筆用インク吸入器コンバーターというのが、ハイエースネオで使えるコンバーターです。
スリム用インク吸入器コンバーター は規格が違うのでご注意を。
なぜか9色あります。
この写真では黒のひねる部分の色が選べます。
クリアだと中が見えるからかと思います。
セーラーのハイエースネオは、ペンとコンバーターを合わせて、1,620円!
3.無印良品 アルミ丸軸万年筆
1,080円
ペン先の種類 細字のみ
コンバーター 1,080円(ペリカンのコンバーターが使えます)
3種類の中で、1番しゅっとしていて、しゃれた雰囲気です。
こちらと同じペン先の、OHTOのタッシェを気に入って使っていまして、
こちらならコンバーターが使えるので無印良品版をご紹介。
ドイツのシュミット製のペン先なのですが、
するするっと、とても滑らかな書き心地。
あまりの滑らかさに、えっ!? と思うくらい。
コンバーターの値段のせいで、少し高くなってしまいます。
無印良品のアルミ丸軸万年筆は、ペンとコンバーターを合わせて2,170円!
おすすめのインク
色の種類が豊富なものと、少量のものに絞りました!
色彩雫のインク、オシャレで素敵ですよね。
でも、この50mlってとっても多くて、なかなか無くなりません…!
・気分によってインクの色を使い分けたい
・細字で使うことが多いと思う
という方には、特に少量をおすすめします(*´v`)
割高…と思われるかもしれませんが、
インクは、気温や日光の影響で、段々と劣化したり色が変わったりします。
自分がどれくらいの期間で1瓶を使い切るか、分かってから大きいのを買うのもいいと思います。
1.セーラーのインク
SHIKIORI 四季織
全20色 20ml入り 1,080円
春夏秋冬、それぞれをテーマに5色づつ。(十六夜の月シリーズ各4色と、月夜の水面シリーズ各1色)
上品な落ち着いた色と、淡くかわいいカラーもあるのが特徴。
日本の自然にまつわる色ばかりですが、少し詩的な、わびさびがプラスされているような印象を受けます。
元々、ジェントルインクという名前で、50mlのボトルで売られていました。(探せば50mlもまだあるかも)
ストーリア
全8色 20ml入り 1,080円
顔料インクなのが大きな特徴。
耐水性があるので、上から水彩で色付けしたりできます。
パキッとした色。
インク工房
全100色 20ml入り 1,296円
ついに凄いものが…!全100色ですよ…!
セーラーは、「こんな色がほしいんです!作ってください!」を叶えてくれるイベント・インク工房を全国各地で開催されてまして、
その経験を活かし、こんな色がほしいんでしょ…!ヽ(*´∀`*)ノ という色を100色作ってしまわれたシリーズです。
唯一の難点は、取扱店が少ないこと。
全国40店舗ほどなので、近くにないか確認してみてくださいね。
2.パイロットのインク
色彩雫
全24色 50ml 入り 1,620円
15ml入り 3本で2,160円
文字を書く時に好きな色を選ぶ という楽しみを、多くの人が知るきっかけになったインクだと思っています。
花や空、自然から抜き取ったような色たち。青の種類が多いです。
ミニサイズ3本セットがおすすめの本命です。
(時々700円くらいでばら売りしてるお店も…)
小さく見えますが、意外になくなりません…。
3.エルバン(J.HERBIN)のインク
トラディショナルインクミニ
全30色 10ml入り 702円
(大きなサイズは30ml入り 1,512円)
種類がとっても豊富。柔らかく淡い色めがあるのが特徴です。
ラベルのイラストが、イメージを引き立ててくれますね。
金の微粒子入りのアニバーサリーインクなどもあります
4.カキモリのインク
カキモリさん、オンラインストアをはじめられたそうです。
6/2から!
東京まで行かずとも、インクが買えるようになりました^^*
カキモリmix
全12色 33ml入り 1,728円
蔵前の『書く』に特化した文房具屋さんカキモリのオリジナルインクです。
顔料インクなのが特徴(混色しやすいオリジナルの水性顔料だそう)。
※2017年2月1日からの商品で、それ以前のものは全てなくなり、完全リニューアル。
乾きやすいという注意点はありますが、毎日1度は書くよ、という方なら問題ないかと思います。
色の名前がとても素敵で、想像力がふくらむインクです。
inkstand ベースカラー
全14色 33ml入り 1,728円
インクスタンドでオリジナルインクを作る際のベースカラー。
インクスタンドでは、全17色から好きな色を選び、自分の理想の色を作ることができます。(3色のディープカラーは単品での販売は無し)
もう少しこの色が薄ければ…!といった理想がある方は、インクスタンドで自分で作る!というのも楽しいと思います。
4.ボトルインクのサイズ
ボトルを並べて、サイズを比較してみました。
1番大きな色彩雫50mlが、幅8.5cmくらいです。
右へ順に、カキモリブレンドインク(現在は廃盤です)33ml
色彩雫 ミニサイズ 15ml
タミヤ インクボトル 10ml
最後に
パイロットさんの色彩雫を皮切りに、すごくインクの種類が豊富になり、
「この色が使いたい!」というきっかけで、万年筆デビュー!という方も多いのではないかと思います。
万年筆は、価格帯で区切ってのオススメはよく見るのですが、
私自身、気に入って買ったけどコンバーターがなかった!とか、
めちゃくちゃ線が太いよ~~~!;とか、色々な 思っていたのと違った…! がありました。
この記事は、使ってみたいインクがあったり、ちょっと変わった色のインクが使いたいな、という、
「インク重視」の方に向けたオススメです。
ペン先が変わったものがいい、するする大量に書きたい~! などなど、
目的が変わると、また、あなたにぴったりの万年筆は変わってくるかと思います。
当てはまる方は、参考にしていただけると嬉しいです。
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